もう思い出したくない!大学院での人生最大のつらい経験談

大学院でのつらい経験

んにちは、物語音楽ユニットのEternal Operettaです。

今回も記事を見ていただきありがとうございます!

 

さて今回のお話は、

「大学院生時代の人生最大のつらい経験談」

についてです。

 

毎日辛い思いをしていたり、大変な思いをしている人が、記事を読むことによって、少しでも勇気が出ればという思いで、自分の経験談を公開させていただきますね。

 

まず、僕の今までの人生では大変なこと、辛いことがたくさんありましたが、一番大変だったのは間違いなく、この大学院の時だったと思っています。

大学院に通っている2年間は本当に毎日地獄で、思い出すのも辛いのですが、今回、その時の経験談をお話していきますね。

それでは、始めていきます。

(この内容を動画でもお話しています。動画で見たい方は、こちらからどうぞ)

動画の中で話されているプレゼントを受け取るには以下の画像をクリックしてください

 

通っていた大学院はこんなところ

まず、通っていた大学院は、国立で理系の大学です。

偏差値が高い大学で、優秀な学生が集まるところでした。

 

そして実は、僕の場合、大学の4年間が終わって、大学院に進学するとき、別の大学の大学院に進学しています。

しかも、専攻も変えています。

 

なぜこんなことをしたか。

それはまず、大学の学部4年の時に学んでいたことが、やりたいことと違うと感じていたからですね。

そして、理系の方面で就職しようと思ったら、大学院に進学したほうが圧倒的に有利だということも分かっていました。

 

だから、僕はこう考えたのです。

「専攻を変えて大学院に進学すれば、自分の満足することを勉強できて、就職先も満足できるのではないか」

 

そう考えて、別の大学の、別の専攻に進学することに決めました。

もちろん大学院の試験も受けて、結果、もともと通っていた大学の同じ専攻と、別の大学の違う専攻の両方に合格することができました。

 

そこで僕は、特に何も考えずに、別の大学の今までと違う専攻の大学院に進学することにしたのです。

 

正直心の中では、「これでバラ色の将来が約束されたも同然だ」と、とても嬉しい気持ちになっていました。

ところが、まさかこれが人生最大の悪夢の始まりだったとは、夢にも思いませんでしたよ。

 

大学院に入学してからの日々の始まり

その別の大学で別の専攻の、偏差値の高い大学院に入学して、最初の1週間くらいだけは、平凡な日々でした。

というのも、大学院での研究テーマがまだ決まっていなかったのと、大学院の授業が始まっていなかったことが理由です。

 

最初の1週間は、研究室での歓迎パーティーと、その研究室でのメインテーマになっている研究に関する本を読むくらいでしたね。

つまり、最初の1週間は、大したことをやっていなかったから、大学院がつらいと感じなかったんですね。

 

そして1週間が経ち、授業が始まります。

何気なく授業に出席したのですが、この時から大変なことが始まりました。

何故かというと、授業を受けて、分からなさ過ぎて「はっ?」てなってしまったからですね。

 

それもそのはず。

大学や大学院の授業って、高校のときの授業と比べ物にならないくらい難しいんです。

たしかに、文系なら大きく難しくなるということはそんなにないのですが、理系の場合は、めちゃくちゃ難しいんですよ。

 

しかも、大学院の授業なので、先生は当然、大学のその専攻の4年間の内容を理解していることを前提に、授業しています。

だから、ただでさえ難しい科目なのに、いきなり応用から入るという、とんでもない状態だったんですね。

(このことを、大学院に入る前に考えておかなかった僕は大ばか者でした)

 

ただしその時は、努力すればついて行ける、と、楽観的に見ていましたね。

努力してうまくいかないことはない、と思っていたからです。

実際、高校、大学の4年間も大変なこと・辛いことがありましたが、努力によって乗り越えてきた経験がありました。

 

それから授業が始まってから少しして、僕の研究テーマも決定しましたよ。

もちろんこちらも、今までやってきたこととは全く違う分野でした。

ただし、こちらはどちらかというと、違う分野なので、すごいわくわくしていました。

 

大学院生活もそんなスタートを切ったわけでしたが、良かったのは最初の1か月だけでした。

ここから地獄が始まります。

 

大学院でのつらい毎日

大学院が始まって1か月くらいして、大変なことになってしまいます。

大学院でつらかったことは、

・授業

・研究

・論文紹介

基本的にはこの3つでした。

順に見ていきますね。

 

授業

この段階でつらかったのは、授業でいろいろな課題が出ていたことです。

 

普通にこの専攻で大学の4年間を過ごしてきた人にとっては、そんなに苦労せずにできる課題でも、僕にとっては難しすぎました。

図書館などに行き、その課題に関するいろんな本を読んで、なんとか答えを導きだそうとしていましたが、上手くいきませんでした。

 

そしてもう一つ問題だったのは、同じ研究室の仲間に聞けなかったことです。

「こんな簡単なことすら分からないのかよ」みたいに思われると思って、その課題について聞くに聞けませんでした。

僕自身、「人にどう思われるか」が気になって仕方ない性格だったので、助けを求めることができなかったんですね。

 

僕は結局、それっぽく答えを出して、不完全な形で課題を提出していました。

でも、他の学生と比べて劣等感を感じずにはいられませんでした。

 

研究

続いて、研究。

 

大学院生活が始まってから2~3週間くらいして、先生と話し合って研究テーマが決定します。

ここで決まった研究テーマは、もちろん、大学の4年間で学んでいたこととはかけ離れた研究テーマでした。

ただ僕としては、最初、違うことができるということで、不安がある反面、わくわくしていましたね。

 

研究テーマが決まって、さぁ、具体的にどんな形で進めて行こうかと考えていくことになりましたが、ここで早くも困ったことになります。

それは、どう進めていいのか、全く分からなかったのです。

というより、何をやりたいのかが思いつかなかったのです。

 

それもそのはず。

この研究テーマは、大学の4年間で勉強してきたことと全く違い、僕にとって未知の分野です。

なので、「なんだか分からない分野の、なんだか分からないことをやれ」って言われている状態です。

 

もちろん、先生に相談したり、その分野に関する本を読んだりと、何とか食らいつこうとしました。

ですが大筋が固まらず、もちろん研究は進まず、残念ながら同期との差は開くばかりでした。

 

論文紹介

もう一つ、論文紹介もつらい出来事の一つでした。

僕の所属していた研究室では、半年に一回、ゼミという形で先生も含めた研究室メンバーの前で、読んだ論文の紹介をしなければいけませんでした。

(一人あたりの時間は90分)

 

読んだ論文を紹介するだけなら、そんなに大変じゃない、と思うかもしれませんね。

ですが、まず読むのは、英語の論文じゃないといけないんです。

理系の専門分野が英語で書かれているので、これはすごく大変なことです。

 

そして、読んだ内容をレジュメにまとめますが、このレジュメも、普通にまとめるとワードで10枚くらいになります。

さらに、先生からは論文の内容についていろんなことを聞かれるので、自分の中でしっかり理解したり、必要なら調べ物をしておく必要がありました。

 

ここでこの論文発表、人によって、炎上する炎上しないということがあったんです。

先生にツッコまれまくって答えられなかったり変なことを言ったりして失敗することを、「炎上」と言っていました。

 

僕はもちろん、論文発表の準備をして、挑みました。

が、ここまでの流れで予想ついていると思うのですが、僕の場合、毎回大炎上していました。

先生に内容について聞かれても答えられなかったり、変なことを言ったりして、もうダメダメでした。

 

なので、90分の論文発表はつらい時間でしたよ。

といっても、頭の悪い僕が悪いのは言うまでもないことなのですが・・・。

自分だけなんでこんなにうまくいかないんだろう、と思っていました。

 

大学院で辛いことが続いた結果

というわけで、大学院で授業、研究、論文発表と、いろんなことでつらい経験をしてきました。

この3つは大学院生活での大部分を占めるので、大学院生活のほぼすべてのことで、つらい思いをしてきたんですね。

 

毎日何をやっても上手くいかず、解決策も見いだせず、劣等感を常に感じ、大学院に入る前の輝きを完全に失ってしまいました。

 

そしてこういう毎日が続いたことによって、精神状態は最悪になってしまいました。

僕は、大学院に対する不安や恐怖から、パニック状態になってしまったんです。

 

具体的にどんなことが起こったかというと、まず、朝学校に行けなくなってしまいがちでした。

つまり、授業にもなかなか出れなくなったり、研究に手を付けることができなくなったりしました。

さらに、論文発表でも自分の番なのに、学校に行くことができなくなってしまいました(このせいで先生や、他のメンバーに迷惑をかけてしまうことになってしまいました)。

また、研究室に行けたとしても、頭がパニックでその場所にいられず、すぐに帰ってしまうこともありました。

 

罪悪感と劣等感で、本当に毎日地獄の日々を送っていましたね。

 

さらに、家にいるときは家でも、大学院の不安と恐怖から、大声を上げたり、わけのわからないことを叫んだり、心の痛みを体の痛みに変えようと、壁にガンガン頭を打ちつけていました。

こうして、どんどん自分が崩壊していってしまいました。

 

でも、そんな状態でも、必死に大学院の試練に食らいついていました。

実際、僕はなんとか授業の単位は全部取っていました。

論文発表も、大炎上しながらも、なんとかやっていました。

一度だけですが、学会発表で自分の研究を発表したこともありました。

 

でも最後の最後、研究を形にするときになって、ほとんど研究の結果が出ていなかったのと、時間切れによって、大学院を卒業することができませんでした。

大学院の2年間、とてもつらい思いをしながらも、結局努力が実ることがありませんでした。

 

そしてそれからも、僕に起こることは負の連鎖が止まらず、現在、僕は地獄をさまよっています。

(大学院を中退した後、どうなっているかは、「人生があまりにもうまくいかない中、前を向こうと決めた経験談」でお話しています。)

でも、今は地獄でも、いつも前を向いて生きていたいと思っていますし、これからどんな試練が起こっても、絶対に乗り越えてやろうという気持ちでいますよ。

人生は浮き沈みがあると思っていて、今はつらくてもいつか運気が上昇すると信じて、毎日を生きています。

それから、大学院を中退した場合の選択肢については、

「大学院を中退した場合、輝かしい未来にするための4つの選択肢とは」でお話しています。

今回も見ていただきありがとうございます!

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というわけで、物語音楽ユニットのEternal Operettaのブログでした!

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大学院を中退した場合、輝かしい未来にするための4つの選択肢とは

大学の難しい勉強についていけなかった過去の経験談と実際の克服方法

6 件のコメント

  • 感動しました。
    自分も研究がうまくいっておらず今年からM2となるのですが就活に修士論文と共に全力で取り組みたいと思います。

  • 辛い経験をされているようですね…
    良い仲間が見つかることを祈ってます
    私も割と辛い経験をして修士を終えたのでなにか助けになればなと思います。

  • 自分も同じ境遇です。
    研究も何もかもうまく行かず、逃げ出したい気持ちでいっぱいです。
    ただもう少し頑張ろうと思います。
    勇気をくれてありがとうございます

  • おんなじ境遇です。
    他大から、就職のために違う専攻の大学院に入りました。
    わからないことだらけで、きっと同期にも後輩にも馬鹿にされてます。
    毎日逃げ出したくなってます。
    今も発表準備に追われて、こんな時間になってしまいましたが、不安でむねがざわざわして、眠ることもできません。
    明日こそ死んでやろうと思いながら今日を生きることにしてます。

  • 徹夜明けで泣きながら読んでいました。「大学院 つらい」と検索していたのですね…そしてお話を伺うことができました。私の研究科は大学院大学で専門的に仕事されていた方や他大学学部で専攻していた人の集まりです。せっかく入ったのだから、と思うのですが、大体毎日泣いています。ですからお気持ち痛いほど分かりました。修士は短過ぎですよね。現在、中退が休学を検討中です。お互い頑張りましょうね。

    • コメントありがとうございます^^
      Eternal OperettaのYUです。

      大学院大学ということで、もしかしたら僕と同じ大学かもしれませんね。

      大学院でこういった辛い思いをされている方って世の中にけっこう多いようです。
      大学院は本当に辛いところですよね。

      毎日泣いているということで大変だと思いますが、無理をなさらないでくださいね。

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