繊細なのは辛いけど、その中に隠されたメリットと楽に生きる方法

繊細で辛い場合に生きやすくする方法

んにちは、物語音楽ユニットのEternal Operettaです。

今回も記事を見ていただきありがとうございます。

今回のお話は、

「繊細過ぎて辛いと感じるけど、その中に隠された最高のメリットとは」

についてです。

世の中には、HSPという人が15%くらい存在すると言われています。

HSPとは何かというと、High sensitive personの略で、直訳すると「感受性の高い人」という意味になり、要は普通の人より繊細な人のことですね。

そして同じHSPの中でも、非常に繊細な人もいれば、そこそこ繊細な人もいる、というふうに、レベルがあります。

ちなみにHSPで繊細な人だと、例えばこういった特徴があります。

・音や臭いに敏感

・疲れやすい

・周りの目が気になる

・音楽や映画、ドラマなどに感動しやすい

・細かいことに気づきやすい

・痛みに対して敏感

このような特徴の中でも、特に「疲れやすいこと」「刺激や痛みに対して敏感」というのは、現代社会において非常に生きにくいものですよね。

例えば会社で働くにしても、「疲れやすいこと」ってかなり不利です。

会社ですと普通は週5日、1日8時間とか働きますが、疲れやすい体質だとかなり不利で、繊細さが特に強いと、ぐったりしてしまい耐えられなかったりします。

学校でも、疲れやすいと部活をするのも大変ですし、家に帰って勉強をするのも大変です。

「痛みに対して敏感」というのも、非常に辛いものです。

生きていれば、人は必ず上手くいかない場面に遭遇します。

例えば、勉強してるのにテストで点数が取れないとか、恋人が欲しいのになかなかできないとか、仕事で思うような成果を上げられないとか。

そういった時に、批判されたり怒られたりすることもありますよね。

こういう痛みがあると、繊細な人ほど大きなダメージを受けることになります。

なんてことない人にとっては「気にしすぎだよ」って思うものですが、繊細な人はそうもいきません。

頭では「気にしないようにしよう、次頑張ればいいじゃないか」って思ったとしても、受けるダメージを減らすことはできないんです。

これは、例えばナイフで腕を刺されても痛いと感じないようにしようって思っても、痛いと感じてしまうのと同じ理論なんですね。

その結果ストレスを感じて、またストレスから疲れて・・・という悪循環が起きてしまいます。

この事実を知ると、あなたも繊細でやっぱり辛いと感じるかもしれませんね。

僕も実際、かなり繊細な人間で、非常に苦労しているのでその気持ちはよく分かります。

でも、繊細な性質だからこそのメリットもたくさんあるんです。

そして、繊細であることは決して悪いことでもありません。

ここでは、僕も繊細であるがゆえの実体験から、メリットについてと、どうやったら生きやすくなるかお話していきますね。

また、ネガティブ気味になってしまう場合には、

「またネガティブになるのをなくすために!あなたを救う最高の考え方」を見てみてくださいね。

それでは、始めていきます。

 

自分の実体験から分かった繊細であることの5つのメリット

僕自身、繊細で辛い思いをたくさんしてきましたが、その中でメリットがたくさんあることも分かりました。

それは、

・気が利く

・芸術方面で力を発揮できる

・相手に共感できるし優しい

・細かいところに気づける

・理解力が高い

繊細だと疲れやすいとか、痛みに敏感といった辛いところもあるのですが、こういったメリットもあるんです。

順にお話していきますね。

 

気が利く

繊細な人というのは、無意識のうちに周りの状況を観察しています。

小さいことではあっても、相手が何を求めているのかを察知して、その人のために行動できるんです。

例えば、

居酒屋では飲み物のグラスが空いてる人がいたらすぐにメニュー表を渡したり

大きな荷物を持って歩いている人が一緒にいたら、先に行ってドアを開けてあげたり

仲間で何かを探している人がいて、キョロキョロしてる人がいたら「何を探しているの?」と声がけしたり

寒そうにしている人がいたら、ホッカイロをあげたり

といった具合です。

どれも小さな行動ではありますが、周りの人からしたら「気が利く」って印象を持ちますよね。

そういう小さな「気が利く」という行動を日々繰り返しているんです。

繊細な人って、そういう意味では奉仕の精神も持ち合わせているんですね。

 

芸術方面で力を発揮できる

繊細な人は、音楽や演劇、小説、イラストなど、芸術関係のことで力を発揮できます。

繊細な人は表現力というか、想いを形にすることに優れているので、芸術関係の方面は得意な人が多いんです。

実際に、音楽を仕事にしている人や、イラスト制作をしている人などは、繊細で感性が豊かな人が多いですね。

そのため、普通の人とはちょっと変わっている人も多いです。

もしあなたが、自分は芸術系のことは得意ではないと思っていたとしても、それはまだ才能が眠っている可能性が高いです。

なぜなら、音楽でも美術でも、最初は下手でもやっているうちに本来の才能が開花するということがあるからですね。

芸術関係のことを仕事にしたい人にとっては、繊細ということは、大きなメリットになりますよ。

 

相手に共感できるし優しい

3つ目の繊細であることのメリットは、「相手に共感できるし優しい」ということです。

例えば、友達が「これかわいい」とか、「こういうの欲しかったんだぁ」「綺麗だな」って言った時も、素直に共感できる性質を持っています。

友達が、仕事や学校、家庭の悩みを持ちかけてきた時も、しっかり悩みを聞いて、相手に共感できます。

これって相手からすると、自分に共感してくれる人は話してて楽しいですし、自分のことを大事にしてくれてるのかなって思ったりします。

繊細な人は、そういう意味では聞き上手なんですよね。

あと、相手が抱えている痛みも手に取るように理解できます。

普通、痛みは自分が経験しないとほぼ分からないものですよね。

ですがHSPで繊細な人は、相手の悩みを聞くと、まるで自分のことのように受け止めます。

そうすると確かに自分もダメージを受けて辛いのですが、相手の抱えている痛みを理解できるので、これは相手にしてみたらすごく助かります。

さらに、相手の痛みも理解できることで、優しい人も多いです。

 

細かいところに気づける

繊細な人は、細かいところによく気づきます。

例えば、人の気持ちの変化

落ち込んでいる人がいたら、「いつもと様子が違うな」と感じるなど、人の細かい変化に気づきやすいです。

さらに、相手の声のトーンの変化、表情の変化などにも敏感で、相手の感情を読み取ることも得意です。

こういうのって、仕事では特に営業で、有利なスキルだったりします。

仕事以外の場では、子育てでも強いですし、恋愛でも、コミュニティに所属しているときも重宝します。

そして人間関係以外でも、細かいところに気づくというのは、非常に有利なんですね。

例えば仕事でも、「どうやったら今のプロジェクトを成功させられるか」という問い。

これに対して、あらゆる事の細かいところに気づくので、解決策を見つけ出せます。

趣味の分野、例えばピアノに関しても、「上達するにはどうすればいいのか」という問い。

これに対して、今のフォームや自分の弱点の改善方法、強みを伸ばす方法など、気づきやすいです。

仕事も趣味も人間関係も、細かいところに気づけますね。

 

理解力が高い

繊細な人は、受け取った情報に対して、それ以上の情報をキャッチしやすいので、理解力が高いですね。

例えば、「なぜこの人はこう言ったのだろうか」などと、相手の発言の意図をくみ取ろうとします。

相手が意図していることを理解するので、相手の期待以上の行動をすることができます。

相手の言ったことだけではなく、動画や本から仕入れた役立つ情報なども、応用させることができます。

例えば、「やる気がない時にやる気を出す方法」に関する動画を見たとき、自分が勉強するときにその方法を実践します。

ところが繊細な人は、この方法を応用して、「他の人にやる気を出させることができないだろうか」ということを考えます。

もちろん他の人は「やる気を出す方法」を知らない状態なのですが、それでも応用して、相手にやる気を出させる方法を考えます。

理解力が高くて、応用を利かせられること。これはかなりのアドバンテージになりますよ。

 

繊細で辛い人でも生きやすくするためには

繊細な人はそれだけ辛い思いをしますが、生きやすくする方法もあります。

繊細な性質の僕が実際にやっていることも含めて、お話していきますね。

 

自分は繊細な人間だと自覚する

やっぱり一番はこれです。

自分は繊細な人間なんだという自覚を持つことで、生きやすくなります。

なぜこれがいいかというと、例えば仕事でちょっときついことを言われたとします。

すると、繊細な人ほど、落ち込んでしまいます。

ここで自分に繊細さの自覚がないと、「自分はダメな奴だ。すぐに落ち込むなんてどうしようもない」とかって考えてしまうんですね。

ところが、自分に自覚があって繊細な人の特性が分かっていると、「あ、これは私が繊細だから、人よりも敏感になって落ち込んでいるんだ」って気づくことができます。

なぜ自分が落ち込むのか、その正体が分かっていれば、自分はダメな奴だとか思わなくて済むので、受けるダメージを減らすことができるんですよ。

他には、自分が繊細だと自覚していれば、自分は人ごみの中だったり、他人と一緒にいると疲れやすいことが分かっています。

なので、疲れやすいのはしょうがないから、人より多く休んでも、罪悪感が生まれにくいです。

人によっては、睡眠時間を多く取ったり、早めに仕事を切り上げるのは罪悪感がありますよね。

でも、繊細だと自覚していれば、自分の中でしょうがないこともあると思うことができます。

自分の特性を理解すれば、その対策を立てられるので、辛い時は、自分は繊細だからダメージが大きいんだと考えてみましょう。

 

寝る時間や風呂の時間などは多めに取る

繊細な人は、普通の人よりもはるかに疲れやすいです。

そのため、1日の中で脳にたまったダメージを回復させるためにも、たくさん休みを取ることが大事です。

もちろん、毎日が忙しいのは分かりますが、寝る時間を増やしたり、風呂の時間を増やすのは有効です。

つまり、リラックスする時間を増やすんですね。

僕の場合は、かなりHSPの気質が高いので、寝る時間はしっかり確保しながら、仕事をしています。

そして、大きな疲れを感じることなく、毎日を過ごせています。

なので、あなたも参考にしてくださいね。

 

むやみに他人に理解を求めない

人間というのは、他人に自分のことを分かってほしいと思うものです。

もちろんそれは僕も一緒で、以前は周りの人に自分のことを分かってほしいと考えていました。

ところが、実際は人間というのは、経験したことでないと分かりません。

なので、繊細でない人は、繊細な人の気持ちなんかほとんど分かんないんですよね。

だから周りの人からしたら、

「こんな音でいちいち反応して、あの人はどうしたんだろう」

「ちょっと注意しただけで、落ち込みやがった。メンタル弱いなあ」

「おいおい、まだパーティーは始まったばかりなのに、そんなにぐったりしてどうしたんだ?」

というような反応をします。

でもこれは、仕方のないことです。

なので、周りの人に分かってもらうことはあきらめた方がいいです。

僕も周りの人に理解してもらうことを捨てたおかげで、割り切ることができました。

 

自分の特性を分かってくれる人を味方につける

基本的に他人に理解は求めないということを伝えましたが、中にはあなたのことを分かってくれる人もいます。

あなたと同じように繊細な人か、そうでなくてもあなたのことを理解しようとしてくれる人です。

こういう人は、積極的に味方につけていきましょう。

理想は、繊細なあなたのことを分かってくれる人を友達か、恋人(配偶者)にすることです。

そういう友達なら、あなたに悩みがある時も話を聞いてくれますし、恋人ならもっとそうでしょう。

そういう人と仲良くなっていれば、ずっと生きやすくなるはずです。

また、職場やサークルなどでそういう人がいれば、働きやすくなったりするので、味方にするのはかなりお勧めですね。

 

環境が合わなければ環境を変える

もう一つ、環境が合わなければ環境を変えるのも有効です。

例えば、僕も経験があるのですが、古いアパートに住んでいたことがあり、音はかなり響きました。

窓も薄いので外の工事の音は入ってくるし、隣の部屋のテレビの音、くしゃみの音は聞こえますし、物音も筒抜けです。

こういう環境は、繊細な人には辛いので、できればある程度防音の対策がされているマンションに引っ越すのがお勧めです。

他には、職場で人間関係が合わなかったりすると、繊細な人ほど敏感に感じます。

それゆえに、仕事が苦になってしまうんですよね。

なので、精神的にかなりきつければ、職場を変えるのも有効です。

このように、繊細な人は、自分に合った環境を探してみてください。

 

まとめ

繊細な人は、HSPというふうに分類されて、その中でも非常に繊細な人から、そこそこ繊細な人、というようにレベル分けされます。

繊細な人は、疲れやすかったり痛みを感じやすいなど、辛いこともありますが、優しい、理解力が高いなど、かなり多くのメリットもあります。

こういったメリットは、実際に僕も感じていることですね。

繊細だということは、個性の一つです。

周りの人から理解を得るのは大変ですが、周りの人からは重宝されますので、あまり悲観的にならなくていいんですよ。

ここに書いてある方法を使うと、繊細だとしても楽に生きやすくなります。

そしてこれらは、僕の実体験からそうだったので、間違いないです。

また、人間関係でストレスを抱えてしまうようなら、

「感情をコントロールできないのは危険!今日から克服する3つの考え方」も参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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というわけで、物語音楽ユニットのEternal Operettaのブログでした!

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