こんにちは、物語音楽ユニットのEternal Operettaです。
今回も記事を見ていただきありがとうございます。
今回のお話は、
「自分は周りと違う。それでも生きやすくなった思考法を実体験から解説」
についてです。
日本の教育はかなり異常で、「周りと一緒が一番いい」ってことを暗に教えています。
例えば学校での授業の受け方。
積極的に発言をせず、授業中はただ座って静かにノートを取っているのが普通とされています。
そして、発言をすると周りと違うことになり、発言しづらいです。
他には、学校では、「良い学校を出て、良い会社に就職するのがいいんだ」ということを教えていますよね。
その結果、それ以外の生き方をすると、周りと違うことになって生きづらいです。
こういう教育が、周りと違うということに抵抗を感じてしまう要因なんですよね。
特に価値観や性格が周りと違うと、生きづらいです。
その結果、
・周りが一人暮らしだから一人暮らしをしないと
・みんな会社員だから、正社員で会社に勤めないと
・本当は結婚したくないけど、周りが結婚してるから・・・
・周りが残業してるから、帰りづらいなぁ
・ワンピース着ていきたいけど、みんなワンピースじゃないから・・・
・自分には一つのハンデがあって仕事が遅いけど、周りは普通にこなしてるから・・・
などと、自分は周りと違うことによって、生きづらさや不安を感じる場合が多々あります。
その結果、無理に周りと合わせようとして、また辛くなって・・・ということを経験しているかもしれませんね。
ここでは、実体験から周りと違うことの束縛から抜け出した実体験と、自分は周りとは違っても生きやすくなる言葉を2つ、お話していきますね。
目次
周りと違うことの束縛から抜け出した実体験
では、周りと違うことの束縛から抜け出した実体験をお話します。
僕ははっきり言って、周りと違いすぎます。
・会社に正社員として勤めていない
・社会人になっているのに、平気で実家暮らしをしている
・とある病を持っていて長い時間働けない
・HSP気質がある(感受性が鋭い)
・みんなが好きなイタリアンは完全に苦手
・大勢で盛り上がるのは苦手
・好きな人としか人間関係を築かない
・職場ではそんなに同僚に話しかけない
・流行や芸能ニュースに疎い
・基本的に興味ある仕事しかしない
・嫌いな人には反抗的
これ以外にも、みんなが黙っている中自分だけ発言したり、20代前半の頃は、V系のファッション(フリルのついてる黒い服とか、かわいい服とか)を着て外を歩いていました。
でもそれで困ったことってそんなになかったんですよね。
たしかに僕は変わり者で周りと違いますが、特別嫌われたりとかはなかったです。
ただ、みんなからは優しい性格だとか言われることが多いので、それもあるかもしれませんが。
でも実は最初は、自分は周りと違うことで、なんだか居心地の悪さを感じていたことがありました。
やっぱり普通に会社に正社員で勤めていないと、ダメな人って思われることもありますし、病気のことも普通は分かってもらえません。
そんな中、どうして周りと違うってことを受け入れられたかというと、「これが自分だからしょうがない」って思えたことが大きいです。
というのも、病気を抱えた中、8時間とか働こうとして、結局体が耐えられなかったことがあったんです。
周りと同じほうが楽だと思ったのですが、結局ダメなものはダメでした。
他には、一人暮らしをしろとか、言われたことがあります。
実際、世間的には一人暮らしをして一人前だ、などと言われていますよね。
実際に僕は一人暮らしを始めたのですが、僕は繊細な気質で、ちょっとした物音が気になってしまう体質です。
なので、古いアパート暮らしで、隣の部屋の音や声が聞こえてきたり、外の音がよく聞こえてくるのは大きなストレスでした。
なので、結局半年ほどで実家に戻ってしまったんですよね。
なのでこの時、「周りと合わせる必要はないんだな、今のままがベストなんだな」って思えるようになりました。
というのも、無理して周りに合わせても辛いだけですからね。
生きていく分には、会社に勤めていなくても、実家にいても問題ありません(会社に勤めていませんが、個人で仕事をしています)。
また、「周りと違ってもいいという自分の価値観」を認めてくれる人とだけ強固な人間関係を作っていけば何の問題もありません。
周りと違うというのは、立派な個性です。
個性には長所、短所ありますが、長所を生かすには、周りと違っても今のままがいいですね。
実際に僕は、会社に勤めるよりは、少数派のフリーランスのほうがはるかに合っています。
「周りに合わせようとして、無理だった」という経験をすれば、周りと違うということを受け入れられますね。
周りと違うということは、気にしなくていいんです。
そのほうが生きやすいですし、個性も生かせますしね。
自分は周りと違うと感じる時に生きやすくなる2つの言葉
では、その2つの言葉とは、
・周りと違うということと、劣っていることはまるっきり違う
・「みんな違ってみんないい」は本当のこと
順にお話していきますね。
周りと違うということと、劣っていることはまるっきり違う
まず一つ目、自分は周りと違うと感じてしまうと、周りと合わせないといけない。
もし周りと合わせられないと、自分は劣っている、と錯覚してしまうものですが、これは大きな間違いです。
断言しますが、あなたは周りと違っても、劣っているということはありません。
これは客観的に考えてみると分かりやすいです。
例えば、女の子6人組でカフェに行ったとします。
あなたはその時、紅茶だけ飲めればいいので、紅茶だけ注文したとします。
ですが他の女の子5人は、紅茶の他に、ケーキやパフェを注文しています。
いざ注文した飲み物や食べ物がテーブルに運ばれてくると、自分だけ食べ物がなく、その場に居づらさを感じてしまいます。
ですがこの状況、客観的に見たらどうでしょうか。
別に、食べたくなければケーキやパフェ、頼まなくていいんじゃない?って感じますよね。
実際、他の女の子5人もそう感じるはずです。
このことは、別の場面でも一緒なんです。
例えば周りと価値観が違って、
「時間を拘束されるのでフリーターになる」
「友達はいらない」
「結婚は絶対にしない」
「ヒモになって生きてく」
「子供は育てるのが大変だからいらない」
といった価値観の人は、周りと違う場合が多いですよね。
でも、赤の他人からみたら、その人が周りと違うということは、どうでもいいことですよね。
実際、ここに挙げた5個の価値観のとおりに生きても、十分生きていくことは可能です。
たしかに、周りよりもお金が少なかったり、身近な人は少ないかもしれませんが、だからといって不幸と言うことはありません。
本人はその価値観を持っていて、それで満足していますよね。
満足しているということは、それがベストな状態、つまり、劣っているということはないんです。
たしかに、あなたは周りと違うかもしれませんが、イコール劣っているということでは決してないんですね。
ただ、周りに理解されない場合も多いので、その場合は、
「自分を理解してくれないと思ったときに理解してもらう正しい方法」も参考にしてみてください。
「みんな違ってみんないい」は本当のこと
金子みすずの言葉に、「みんな違ってみんないい」という言葉がありますよね。
この言葉は本当のことで、周りと違うということは、本来とてもいいことなんですよね。
まず周りと違って、不安を感じやすかったり、痛みに敏感な人がいたとします。
人前で発表することが不安に感じたり、仕事で失敗を過剰に恐れてしまう。
目の前で苦しんでいる人がいると、自分も苦しくなったり、アニメやドラマで味方キャラが死ぬ場面で、胸が苦しくなってしまう。
こういう人は、今の社会では残念ながら冷たい目で見られてしまいます。
「できないなら仕事辞めれば?」「消えろ、弱者は」っていう世の中ですから、周りと違うということは、排他的な扱いを受けます。
でも不安を感じたり、痛みに敏感な人は、「他人の気持ちを理解できる」という、天使のような性質を持っています。
特にこんな冷たい世の中だからこそ、そういう人は天使に見えます。
周りと違うと、冷たい扱いをされてしまう一方、同じような人の気持ちを理解できるという、大きなメリットがあるんですね。
学校や会社などの組織の中でも、「周りと違うこと」はとても役に立ちます。
性格や価値観が違えば、得意なことはそれぞれ違います。
例えば学校では、リーダーシップがある子は学級委員。
笑わせるのが好きな子はムードメーカー。
サポートが好きな子はサポーター。
というように、周りと違うことで、逆に役割を分担し合えますよね。
周りと違うからと悲観的になるばかりでなく、あなたの性格や価値観、メリットもあって生かせることもたくさんあるんですよ。
まとめ
「周りと違う」というのは、僕の経験上、無理に周りに合わせるより、受け入れた方がいいです。
それであなたのことを嫌いになる人がいたら、そういう人とは人間関係を築かなければいいだけです。
周りと違うからといって劣っているとかではなく、単に違うというだけです。
そして、価値観や性格の違いが、誰かを救えることにもなるんです。
それでも生きづらさを感じるかもしれませんが、本当は周りと違うのは個性なんです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も画面の向こうから、応援していますね。
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というわけで、物語音楽ユニットのEternal Operettaのブログでした!
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