こんにちは、物語音楽ユニットのEternal Operettaです。
今回も記事を見ていただきありがとうございます。
今回のお話は、
「自分だけ褒められない・・その原因と特徴、前を向く3つの言葉」
についてですね。
生きていると、いろんな場面で褒められたり、褒められている人を見かけますよね。
家庭では、小さい子がお遣い、掃除、テストなど何かができたとき、親は褒めるものです。
学校では、小学校くらいまでなら、いろんな場面で先生が褒めてくれます。
ところが、中学くらいから褒められる人は限定されるようになります。
さらに大学を卒業して社会人になると、ほとんど褒められることはなくなります。
小さい頃は褒められていたのに、大人になったらあまり褒められなくなってしまうことは、傾向としてはありますよね。
特に、自分だけが褒められないと、「なんで?あの人より私の方がすごいんだけど」などと苦しくなってしまいます。
ここでは、大人になると褒められにくくなる原因と、自分だけ褒められないという人の特徴、それでも前を向いて生きていくための3つの言葉をお話しています。
それでは、始めていきますね。
目次
大人になると褒められにくくなる3つの原因
では、大人になると褒められなくなる3つの原因、それは、
・「できて当然だ」という文化が蔓延している
・相手が優秀だという嫉妬から褒めない
・周りと比較してしまっている
順にお話していきますね。
「できて当然だ」という文化が蔓延している
まず一つ目の理由は、「できて当然だ」という文化が蔓延していることにあります。
特に会社員になると、この傾向が強くなります。
仕事を進めていく上で、
事務作業など仕事をやりとげても、できて当然。
営業に行って新規の契約を取っても、できて当然。
企画をしてそれが採用されても、できて当然。
といった具合ですね。
しかもそのくせ、仕事で何らかのミスをすれば、
「何やってんだ」「こんなこともできないのか」
といった言葉をかけられます。
調べてみると、この「できて当然だ」という文化は、日本特有の文化だそうです。
他人に対して求める基準が高いので、特に社会に出たあとは、なかなか褒められないんですよね。
相手が優秀だという嫉妬から褒めない
続いて2つ目の理由は、「相手が優秀だという嫉妬から褒めない」ということです。
人というのは、特にランクが低い人間ほど、相手を褒めたがりません。
なぜなら、相手を褒めることによって相対的に自分のレベルを下げることになってしまうからですね。
なので、上司などで部下を褒めない人は、劣等感を感じている場合があります。
あなたが優秀な人なら、この嫉妬によって頑張っているのに、結果を出しているのに褒められない、ということもありますね。
周りと比較してしまっている
もう一つ、あなたが褒められない原因は、あなたの周りの人が関係していることも考えられます。
どんなコミュニティでも、レベルの高い人もいれば、レベルの低い人もいますよね。
学校のクラスでは、勉強のできる子もいれば、勉強のできない子もいます。
職場では、仕事のできる人もいれば仕事のできない人もいます。
学校のテストを例に挙げると、例えばあなたが90点だったとします。
あなたの90点が最高点で、周りの子は50点とか60点、ひどい子だと0点。
2番目に点数を取った子でも、74点だったとします。
そういう状況だったら、おそらくあなたは褒められます。
ところが、同じようにあなたが90点を取ったとしても、周りで95点や100点を取ってたとします。
この状況だと、あなたよりも周りの人のほうが良い点なので、周りの人を褒めます。
ここで、あなたが褒められるかどうかの基準は、周りのレベルにも依存するんですよね。
どうしても、1番優秀な人が目立つものです。
周りと比較して、どうしても相対評価になってしまうことが、褒められない原因になりますね。
自分だけ褒められないという人の特徴
ここまでは、周りの人だったり、環境が原因で、自分だけ褒められないというものでした。
ですが、その人の特徴に原因がある場合もあります。
自分だけ褒められないという人は、このうちのどれかが当てはまっている可能性はありますね。
態度がでかい人
まず一つは、態度がでかい人です。
例えば、仕事である程度の成績を上げて、「私すごいでしょう」っていうようなオーラを出している人。
こういう人は、実際にすごいと思ったとしても、周りの人は褒めたいと思わないんですよね。
ここでポイントなのは、自分では「私すごいでしょう」って言ったりしなくても、心の中でそう思っていると、自然とそれが周りに伝わってしまっているんですよね。
態度のでかさは、無意識に周りに伝わってしまうものです。
なので、このパターンに当てはまる場合は、謙虚さを意識すると良いですね。
優秀すぎる人
自分だけ褒められないという人は、優秀すぎる場合もあります。
実は優秀すぎる人は、それだけ周りの人が期待して、
「この人はこれくらいできて当然だ」などと、周りの人が考えてしまうことがあります。
優秀すぎるがゆえに、周りの人から期待され、褒められなくなってしまいます。
また、先ほども書いたように、上司などがあなたに嫉妬して、褒められない場合もありますね。
なんとなくイメージがつくかもしれませんが、算数で0点ばかり取っていた子が、もし50点取れば、褒められますよね。
でも、いつも80点くらい取っている子が80点を取っても、褒められません。
点数が良いのに、80点の子が褒められないのは、それだけ元から期待されているからです。
期待されていない人が良い成績を出せれば、期待を上回って、褒められます。
なので、自分だけ褒められないというのは、あなたが優秀すぎるがゆえに、できて当然だと思われている可能性もありますね。
周りの人を褒めない人
もう一つ、自分だけ褒められない人は、その人も周りの人を褒めないということが考えられます。
褒められたいという欲求は多くの人が持っていますが、自分のことを褒めてくれない人には、自分から相手を褒めようとしないものです。
人は、相手に認められて心を開くところがあります。
なので、褒められたら褒め返す、というのがあります。
自分だけ褒められないという人は、同僚を褒めないという特徴があります。
頑張っているのに自分だけ褒められないときの3つの言葉
ここで、頑張っているのに自分だけ褒められない言葉をお伝えします。
それは、
・まずはこちらから相手を褒めれば、相手も褒めてくれるようになる
・小さなチャレンジを繰り返して、自信をつけていけばいい
・バッチリ結果は出てきているし、成長もできている
順にお話していきますね。
まずはこちらから相手を褒めれば、相手も褒めてくれるようになる
なかなか褒めてくれない時は、相手がこちらをちゃんと見てくれていないこともあります。
そんな時は、まずはこちらから相手を褒めることが有効です。
決して上から目線になるのではなく、同僚などの長所を見つけて、褒めるんですね。
例えば、時間のやり繰りが上手ければそこを褒めますし、仕事に熱中して取り組める人がいれば、そこを褒めます。
他人の短所は見なくてよくて、長所だけを見ればいいです。
ふとした時に褒める、ということを続けていると、だんだん相手もこちらを認めて、見てくれるようになります。
つまり、お互いに信頼関係が築けるようになるんですね。
そうなれば、お互いを高め合える関係にもなりますので、褒められるようになりますよ。
ただし、全員とこのような関係が築けるわけではないので、人選はしっかりやっていきましょう。
小さなチャレンジを繰り返して、自信をつけていけばいい
続いての言葉は、「小さなチャレンジを繰り返して、自信をつけていけばいい」ということですね。
自分だけ褒められない状態が続いてしまっていると、自分に自信をなくしてしまうことがあります。
そんな時に有効なのが、小さなチャレンジを繰り返して、成功体験を積み重ねることです。
本当に小さなことでいいんです。
学校でいえば、部活の練習をいつも以上に頑張る、家に帰ったら、いつもは勉強しないところを15分でも勉強する。
仕事でいえば、いつもは形だけの挨拶でも今日は笑顔で挨拶する、雑用を一つ積極的にやる。
こういった小さなチャレンジの積み重ねが、あなたに自信をつけていきます。
すると、周りから褒められなくても、自分で自分を認めている状態になるので、うまくやっていけるようになりますよ。
本当に一歩一歩でいいんです。
褒められることが少ないこの日本で、褒められなくても大丈夫なよう、前に進んでいきましょう。
バッチリ結果は出てきているし、成長もできている
もう一つの言葉は、「バッチリ結果は出てきているし、成長もできている」ということですね。
周りから自分だけ褒められないとしても、実は物事が上手くいっていることはよくあることです。
褒められていないと上手くいっているか不安になるかもしれませんが、おそらくそれは、取り越し苦労です。
この世の中は、上手くやっていても褒められないことはよくあることですし、それなりに物事が回っていれば、大丈夫なんですよ。
さらに、これまでのいろんな経験から、あなたは確実に成長しています。
日を追うごとに経験値は上がっていきますし、多くの知識とスキルを身につけてきています。
あなたはバッチリです。
誰も褒めてくれなくても、頑張っているなら自分で自分を褒めていいんです。
もっと前を向いて、胸を張って生きていいんですよ。
また、「5つの優しい言葉を、辛い日々を生きているあなたに心から送ります」も見てみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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というわけで、物語音楽ユニットのEternal Operettaのブログでした!
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