こんにちは、物語音楽ユニットのEternal Operettaです。
今回も記事を見ていただきありがとうございます。
さて今回のテーマは、
「吹奏楽部時代、死ぬほど辛いと感じた経験談と実際に克服した方法」
についてです。
みなさんの中には、実際に今、中学や高校などで吹奏楽部に入っていて辛い、辛くてしょうがないと感じている人もいるかもしれませんね。
吹奏楽部は正直、どこもけっこう辛いと感じてしまう要素はあるはずです。
ここでは、僕の過去の経験談から、あなたに何か少しでも勇気を与えたいのと、克服方法が役に立つかもしれないと思って、お話していきますね。
それでは、始めていきます。
(この記事の内容を、動画でも話していますので、動画で見たい方はこちらからどうぞ)
動画で話されている音楽のプレゼントを受け取るには以下の画像をクリックしてください
目次
ブログ主の高校で吹奏楽部に入ったきっかけ
まず、僕が実際に部活が辛いと思ったのは、高校時代のときです。
その時は、吹奏楽部に所属していました。
吹奏楽部っていってもどんな楽器を担当するかによって、部活生活はけっこう変わってきます。
入部するときにトランペット、フルート、チューバなどいろんな楽器を選べる仕組みになっていて、入部するときに担当したい楽器を第一~第四希望まで希望用紙に書くことになっていました。
しかし入部当時、僕はやりたい楽器が決まっていませんでしたね(というか、どの楽器が良いのか分かっていませんでした)。
そこで、担当楽器の希望用紙に第一~第四希望まで適当な楽器を書いて提出しました。
すると、他の新入部員と調整の結果、打楽器(パーカッション)を担当することになりました。
「そうなんだ、まあ打楽器っていろんな楽器ができるし、楽器も買わなくていいしこれでいいか」くらいに思っていましたね。
ですが、まさかこのことが今後大波乱を起こしてしまうとは、思いもよりませんでした。
吹奏楽部の活動内容
僕が所属していた、当時の吹奏楽部の活動内容は、
・平日は毎日、15時半から18時まで各パートで練習
・週に1回くらい、部活全体で合奏練習。この日は15時半から19時まで、外部の講師を呼んで練習
・土曜か日曜日のどちらかに、5時間練習
つまり、週に6日ですね。
夏休み、春休みに合宿なんてのもありました。
ただし合宿では、朝9時~夜10時半まで練習。。。遊ぶ時間はほとんどありません。
しかも夏休みも春休みも、ほぼ毎日部活でほとんど休みはありませんでしたね。
それ以外には、発表することが年に3回ありました。
新入生向けの発表、文化祭の発表、そして年に1度の最大イベントの定期演奏会。
発表の回数が少ない割には、練習がとてつもなくたくさんある。
そんな部活でした。
たぶん、行ってた高校の文化部の中では一番大変な部活だったのではないかと思っています。
パーカッションパートの活動内容
僕が担当したパーカッションパートは、フルートやトランペットなど他の楽器パートとは決定的な違いがありました。
ちなみに吹く楽器か叩く楽器かの違いだけではありません。
一つの楽器を一人でやらなければいけないかどうかの違いです。
管楽器などは、例えば6人とか8人とかで同じような譜面を演奏しますよね。
ところがパーカッションは、例えば大太鼓(バスドラ)は一人で、シンバルも一人で、鉄琴(ビブラフォン)も一人でといった具合に、一つの楽器を一人で演奏することになります。
だから、ミスをすると確実に目立ってしまいますし、外部講師の合奏の時も、トランペットなど他のパートだったらみんなで怒られるところが、一人が怒られてしまうことになります。
吹奏楽部が辛いと感じた理由
ではどんなところで部活が辛いと感じたのか。
実は僕の場合、意外に思うかもしれませんが、部活の練習日数、練習時間の多さではありませんでした。
(もちろん、当時はもうちょっと遊びたいという気持ちはありました)
辛いと感じていた理由は、週に1回の合奏で、外部講師のS先生に公開処刑をされてしまうことです。
そしてその公開処刑は、大イベントの定期演奏会が終わって3年生が引退した後の、僕が1年生の9月から始まったのです。
実は僕が担当していた楽器のパーカッションは、3年生が引退して抜けると、1年生でもけっこう重要な役割が回ってきます。
入ったばかりの時はパーカッションの中でも音譜が少なかったりそんなに目立たない楽器でよかったのですが、だんだんと目立つ楽器をやることになります。
そして当時、僕の演奏レベルは決して高いとは言い難いレベルでした。
そんな状態で合奏に参加するものだから、合奏中はズレズレでミスが目立ってしまい、いつも僕ばかりが怒られていました。
そしてみんなの前で一人でその部分を演奏させられ、「違うだろー」(バンバンバンバン)と公開処刑されていましたね。
これってかなりしんどいことなんです。
周りの人はそんなに怒られているわけではないのに、僕だけが惨めな思いをしていましたし、完全に部活が嫌になり、怖くなっていました。
でもそれでも、一つ上の学年の先輩が引退するまではまだマシだったんです。
本当に吹奏楽部で辛くなったのは、その後です。
最高学年になってからのさらなる辛い状況
一つ上の先輩が引退したということは、僕の学年が最高学年になります。
ということは、リーダーとなって、パーカッションパートを引っ張っていかなければなりません。
さらに、合奏の中でも一番重要な楽器を担当しなければならない状況になります。
例えば、スネアやドラムなどです。
当たり前ですが、これらの楽器は手数が多く、難しい楽器で、目立つ楽器です。
ですが当時、個人練習の方法が悪く、僕のレベルは相変わらず低いままでした。
今にしてみればバカみたいな練習の仕方をしていましたね。
なぜなら、どんな曲なのかを頭に入れずに、楽譜だけで練習していたからです。
また当時は、曲の音源を配られるということもありませんでした。
自分のパート譜だけを見て、曲もろくに知らない中で良い演奏ができるわけがありません。
例えば、1回も聴いたことがない曲を、楽譜だけ渡されてさあ曲に合わせて演奏しろって、無理な話です。
でも当時の僕は、その練習方法のおかしさに気づかず、合奏でも相変わらず僕だけが公開処刑されてしまい、しかも重要なパートなので、余計に大変で惨めになっていました。
惨めなだけでなく、後輩の手前、上の学年である僕だけが怒られるというのは、恥ずかしいものでもありましたね。
そして3年生の定期演奏会が近づくにつれ、僕はどんどん憂鬱になってしまいます。
吹奏楽部での辛い状況の打開策
3年生のときの、定期演奏会までたった2ヵ月という状況なのに、相変わらず僕の公開処刑は続いていました。
このままでは演奏会はどうにもならず、どうしようかと悩んでいたとき、ここで強力な助っ人が登場します。
パーカッション専門の外部講師です。
そのパーカッションの先生に重点的に見てもらうと、僕の練習方法の明らかな欠陥を指摘して、新たな練習方法を教えてくれました。
それは、当たり前の練習方法でありながら当時の僕は気づかなかったやり方で、メトロノームを使って曲を通して練習する、という方法ですね。
さらに、苦手な部分だけを繰り返し重点的に練習するということも、教えてもらいました。
というのも、僕の場合、曲とズレズレになってしまったり、曲の転換のところ(苦手部分)で遅くなってしまっていました。
だからこそ、この練習方法が良かったんですね。
そして、今までの遅れを取り返すために、僕は朝早くに学校に登校して一人で練習したり、昼休みも練習したり、とにかく、人よりも努力を重ねていました。
すると、わずか数週間という短い期間でとんでもなくレベルアップして、公開処刑を受けることはなくなっていました。
さらに、失っていた自信も取り戻し、吹奏楽部が辛いとはほとんど思わなくなっていました。
そして僕のレベルが上がって、パーカッションがまとまるようになると、分かったことがありました。
それは、意外と他のパートもまとまっていないということでした。
僕のレベルが上がったあとに全体の演奏を録音したやつを聴いてみると、他のパートもけっこうやばかったのを覚えています。
「なんだ、やばかったのは僕だけではなかったんだ」と思っていました。
そして3年生の引退イベント、定期演奏会も無事に終了して、僕の辛い吹奏楽生活は幕を閉じました。
ちなみに僕は、吹奏楽部でいろんな苦労をしましたが、パーカッションパートで良かったと考えています。
というのも、大学に入ってからはずっと軽音楽をやっているので、ドラムの経験が役に立っているからです。
これがトランペットとかだと、軽音楽では初心者になってしまいますからね。
吹奏楽部が辛いと思っている人へ
ここまではあくまで僕の過去の経験談でした。
ですが、僕の経験の場合はちょっと特殊な場合でした。
ここからは、一般的な吹奏楽部の辛い出来事について、解決策をお話していきます。
おそらく、吹奏楽部で辛い出来事というと、
・怖い外部講師からきついことを言われる
・周りの部員に対して劣等感を感じる
・部員同士の人間関係
・遊ぶ時間がない
ということが多いでしょう。
これに対して、それぞれ解決策をお話していきますね。
怖い外部講師からきついことを言われる
外部講師からきついことを言われるのが辛いという人はけっこういるのではないでしょうか。
僕もさんざん、合奏で外部講師にはボコボコに言われました。
また、パート別のレッスンでも、性格のきつい講師に当たっていると、辛いですよね。
できないと怒られ、怖い顔をして暴言を吐かれます。
この場合の対応策は、同じパートの人同士、もしくは仲の良い部員同士で、結束することです。
あなたが嫌だと思っているその講師は、他の人も嫌だと思っている場合が多いです。
なので、そういう人同士で結束して、悩みを共有して乗り越えていくのが一番です。
僕の場合は、パーカッションの人で集まって嫌な合奏の先生の文句を言っていましたね。
なぜなら、みんな嫌がっていたからです。
ただし、中には部員同士で結束できない人もいるでしょう。
その場合は、自分の中でストレスを処理することが必要になります。
誰かに悩みを聞いてもらう、たくさん寝る、できるだけ好きなことをする、などすれば、多少ストレスはやわらぎます。
ただし、それでも対処できない場合も多いです。
その場合は、嫌なことを言われても受け流すスキルを身につけることをお勧めします。
これには慣れがいりますし、かなり長い時間がかかりますが、今後の人生で大きく役に立ちますね。
周りの部員に対して劣等感を感じる
周りの部員に対して劣等感を感じる場合は、一つの手段は練習時間を増やすことです。
僕の場合は、周りの部員と比べて全然できない人間でしたが、朝と昼休みの時間を使って練習したら、一気に追いつくことができました。
ただ、人によっては練習時間だけではダメな人もいるでしょう。
その場合は、一番良いのは外部講師にアドバイスをもらうことです。
あなたの学校に、レッスンに来てくれる先生がいるなら、レッスンの時に見てもらうのが一番です。
音楽は、どれだけプロの添削を受けられるかによって、上達が全然違います。
僕はこの方法で、劣等感を抱えている状態から巻き返しました。
それができなければ、考えて練習するということをしてみてください。
なんでもいいから練習するのではなく、合理的な練習の方法をちゃんと考えて練習します。
あとは意外な方法ですが、アニメや小説のキャラクターになりきるのも有効です。
詳しくは、「高校の部活がきつい!それでも頑張れる前向きな3つの言葉」を見てみてください。
また、なかなか上達しない場合は、
「部活がなかなか上手くいかないあなたを元気づける3つの力強い言葉」も参考に見てみてください。
部員同士の人間関係
ここも大きいところですが、部員同士の人間関係です。
ちなみに僕の入っていた吹奏楽部は、ほとんどが女子で男子は1学年で数人しかいませんでした。
たしか、僕が3年生の時は3年生が18人くらいに対して、男子は3人でした。
なので、男同士は1~3年生みんなで仲良くしていました。
でもぶっちゃけ、女子は人間関係のいがみ合いがすごかったです。
(男子は関係ありませんでしたが)
そこで人間関係のやり過ごし方が必要になってくるのですが、これについては、
「先輩が嫌で部活を辞めたいけど、部活を上手く続けるための方法」
「顧問が嫌すぎて部活を辞めたい場合にはこれをやれば大丈夫だ」
を参考にしてみてください。
遊ぶ時間がない
吹奏楽部といえば、練習の多さで有名ですよね。
学校にもよりますが、たいていどこも週5~週7日くらいあるのではないでしょうか。
そうすると必然的に、遊ぶ時間がなくなります。
吹奏楽部に入っていない同級生が、放課後や休みの日に遊んでいるのを見ると、うらやましくなる場合も多いのではないでしょうか。
これはけっこう辛いことなのですが、気づいてほしいのは、良い経験をしていると考えることです。
趣味や好きなことなど、何かに本気で打ち込むことができるのは、普通は高校の部活が人生で最後です。
大学では部活もありますが、多くの人はサークルに入るので、本気で打ち込めるのは高校の部活が最後です。
今の吹奏楽部はハードでも、演奏会に向けて本気で練習しているというのは、良い経験なんですよね。
ただ、それでもしんどいと感じるなら、
「部活が本当にしんどいあなたを良い方向に導く3つの奇跡の言葉」も読んでみてください。
まとめ
僕の場合は、吹奏楽部の辛さは、周りと比較して劣等感を感じていることや、合奏で公開処刑をされていたことです。
ただしそれは、部活外の時間で練習をしたり、外部講師からアドバイスを受けることで解決できました。
また、僕がレベルアップしてから、他のパートもやばいって気づいたので、辛い時、「隣の芝生は青く見える」って状態がどうしてもあるものです。
それ以外にも、吹奏楽部では辛いことはたくさんありますが、ここで紹介した方法を使って乗り越えていってくださいね。
ちなみに、人生の先輩からの頑張れる言葉として、
「部活がなかなか上手くいかないあなたを元気づける3つの力強い言葉」
「部活が本当にしんどいあなたを良い方向に導く3つの奇跡の言葉」
も見てみてくださいね。こちらを見ても元気が出てくるはずです。
何か参考になれば幸いです、読んでいただきありがとうございました!
さて、これを読んでいるあなたに、マッチ売りの少女などの童話をモチーフにした、かわいくてメルヘンチックな物語音楽を6曲プレゼントしています。
ブログ主が創った、童話の物語がそのまま歌詞になっていて、綺麗な声の女性ボーカルと幻想的なメロディーが特徴の音楽です。
というわけで、物語音楽ユニットのEternal Operettaのブログでした!
<関連記事>
・部活がなかなか上手くいかないあなたを元気づける3つの力強い言葉
・部活が本当にしんどいあなたを良い方向に導く3つの奇跡の言葉
・学校が辛い時の最善の対応策と、勇気が出てくる3つの前向きな言葉
・先輩が嫌で部活を辞めたいけど、部活を上手く続けるための方法
いやぁ、つらすぎますよね。というか、本当にどのパートでもひどいのは同じです。金管部長をしていますが、金管全体、部活全体がひどいものです。先生の喋っていることの意味わからなさと言ったらもう。感謝、感謝だ何だうるさいんですよ。